初めてのお客様の場合、まずは当社・営業までご連絡ください。その際、試験対象機器(供試機器:EUT)および試験規格をお知らせいただけるとスムーズです。
規格がわからない場合は、EUTについてのみお知らせいただければOKです。
試験室の空き状況についても刻々と変化しますので、まずは営業までお電話いただくのが早道です。
e・オータマでは各国のさまざまな規格に対応しています。一覧はこちらからどうぞ。
ノイズにお悩みのお客様にノイズ対策支援サービスを行っています。 詳細はこちらを御覧ください。
お客様の電磁環境を出張測定いたします。 詳細はこちらを御覧ください。
意図されている使用環境、放射電磁界測定場所、合否判定基準がそれぞれ下記のように異なっています。
車載系 | IT機器など | |
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機器の使用環境 | 航空機・船舶・自動車などに搭載されている機器 | 一般家庭・事務所など一般的な場所の使用 |
放射電磁界測定場所 | シールド室内や、床面は電波反射体で四方の壁と天井計5面を電波吸収体で覆ってシールドした囲い(ALSE※1)内に天板が銅板の机を設置し、 その机の上に供試機器(EUT※2) やハーネス、対向機を置いて、 机の端から1m離れたところに置いたアンテナで測定する。 | 床面が電波反射体で他の面は自由空間のオープンサイト(OATS※3)、およびオープンサイトの特性に近いものを室内に実現し 床面は電波反射体で四方の壁と天井計5面に電波吸収体を設置した電波半無響室(SAC※4)や、床面にも電波吸収体を敷いた 全電波無響室(FAR※5)などに供試機器を設置し、一般的に3mまたは10m離れたところに置いたアンテナで測定する。 |
合否判定基準 | 搭載機器の置かれている環境で他の機器に妨害を与えないよう、またその電磁環境で誤動作しないよう判定基準が定められている。具体的な内容はCISPR、IEC、ISOなどの国際規格やアメリカのMIL規格などで規定されている。納入業者と受入業者で独自に基準を決めていることもある。 | エミッションの判定基準としては隣家の放送受信に妨害を与えないように、イミュニティの判定基準としては一般的な家庭の電磁環境で誤動作しないようにというのが基本的な考え方であり、その後、電磁環境の変化に対応した改訂が行われている。具体的な内容はCISPRやIECなどで規定されている。 |
【注】
※1. ALSE: Absorber-lined shielded enclosure
※2. EUT:Equipment Under Test
※3. OATS:Open Area Test Site
※4. SAC:Semi Anechoic Chamber
※5. FAR:Fully Anechoic Room
試験条件次第ですが、基本的には立会試験より受託試験の方がリーズナブルにご利用いただけます。 ただし納期の指定ができないため、お急ぎの場合には向いていません。
※いただいたご質問への個別の回答は差し上げませんので、あらかじめご了承ください。回答をご希望のお客様は各種お問い合わせフォームよりどうぞ。